Azure DocumentDB のアップデート

前回の投稿で少し書きましたが、現時点までの Azure DocumentDB アップデートを追いかけておきたいと思います。

【2014/9/11】
Azure DocumentDB – Portal Update
http://blogs.msdn.com/b/documentdb/archive/2014/09/12/azure-documentdb-portal-update.aspx

2014/8/21 のパブリック プレビュー開始後、最初のアップデートは、プレビューポータル上のアップデートが中心でした。

  • 推定費用の表示
    ポータル上に、表示時点でのAzure DocumentDBの費用が表示されるようになりました。
  • 役割ベースのアクセス制御(RBAC)
    ロール ベースとも言いますが、要は管理者、利用者と役割別にアクセス制御することができるようになりました、というものです。
    役割ごとに必要な情報のみがポータル上で閲覧できるようになります。
  • データベースの作成機能を追加
    データベース作成用のブレードが追加されました。ポータル上からデータベースが作成できます。
  • データベースの内容表示
    見出しがいまいちですが、データベースを選択した際に、作成されているコレクションを表示するブレードが追加されました。
    が、現時点ではさらに進化しています。

【2014/9/19】
New DocumentDB quotas
http://blogs.msdn.com/b/documentdb/archive/2014/09/20/new-documentdb-quotas.aspx

このタイミングではリリース時に設定されていた制限が緩和されています。以下が緩和後の制限となります。

  • ストアドプロシージャ、トリガー、ユーザー定義関数はそれぞれ25個まで作成可能
  • 一つのクエリに対してANDは5個まで記述可能
  • 一つのクエリに対してORは5個まで記述可能
  • ドキュメントの最大サイズは256KB
  • ストアドプロシージャ、トリガー、ユーザー定義関数の定義の最大サイズは256KB

なお、ここでのAND、ORについては、DocumentDBに対して発行するSQLに記述するものになります。
プレビュー提供開始後、制限の観点においては多くのフィードバックをいただいており、それに対応する形での緩和となります。ただ、すべてのシナリオにおいてこの制限が有効ではないことも事実であるため、(DocumentDBをできる限り利用いただいた上で)継続的にフィードバックをいただければと思います。
【2014/10/2】
Document Explorer, Collection management and new metrics
http://blogs.msdn.com/b/documentdb/archive/2014/10/09/document-explorer-collection-management-and-new-metrics.aspx

プレビュー ポータルのアップデートが行われ、DocumentDBの管理に役立つ機能が追加されました。

  • Document Explorer
    自分のデータベース アカウントの JSON ドキュメントが一覧表示できます。一覧からドキュメントを選択することで、ドキュメントの内容も確認可能です。一覧は初期表示で100個のドキュメントを表示します。
    今のところは見るだけですが、そのうち更新系の処理もサポートされるようです。
  • コレクションの管理
    コレクションをポータル上で追加、削除できるようになりました。
  • データベースのパフォーマンス メトリック、ストレージ情報
    データベース レベルでのパフォーマンス メトリックと消費されているストレージを表示できるようになりました。
    この結果、コレクションを表示するだけだったデータベースのブレードの表示内容が充実する結果となっています。
  • コレクションのパフォーマンス メトリック、ストレージ情報
    コレクション レベルでのパフォーマンス メトリックと消費されているストレージを表示できるようになりました。
  • Azureタグのサポート
    DocumentDBアカウントへのカスタム タグを設定できるようになりました。
    これは他のサービスも同様にサポートされるようになった機能です。システム名でタグ付けしておいて、あとでシステムの構成要素として見れるようにするとか、そういうことに使っていただくことを想定した機能ですね。

さて、この3回のアップデートを通して、DocumentDBはどうなったのかですが、サービスとして提供されるDocumentDBとして重要性の高い管理面での充実を先行させたことが伺えますね。まずはここが差別要因でしょうということなのかなと。一方で、各種制限としてはまだ厳しいところがあるのかなという気がします。ここは使っていただいて困っているという声が集まってくれば順次解決していくという対応になるんじゃないかと思います。そんな状態で、パフォーマンスとして大丈夫なの?という声が出てくると思うのですが、それはまた別のポストで書いてみたいと思います。

ここまでAzure DocumentDBのアップデートを追いかけてきましたが、最後にドキュメント データベース界隈のアップデート情報も拾っておきたいと思います。

Amazon DynamoDB Update – JSON, Expanded Free Tier, Flexible Scaling, Larger Items
http://aws.amazon.com/jp/blogs/aws/dynamodb-update-json-and-more/?tagう=viglink23444-20

Amazon DynamoDB のアップデートが発表されました。これにより、DynamoDB は JSON 形式をサポートするようになりました。Azure DocumentDB とどこがどう違うかの比較は読者の皆様にお任せしますが、格納できるドキュメントのサイズや、無償利用時の制限も拡張されるなど、大きく変わっています。

Couchbase Server on Microsoft Azure
http://channel9.msdn.com/Shows/Data-Exposed/Couchbase-Server-on-Microsoft-Azure

競合製品である Couchbase が、Azure上に乗るそうです。おそらく、mongo のように仮想マシン イメージとしての提供になるのかなと。Oracle の時もそうでしたが、競合製品であってもクラウド上に持っていき、CloudOS化を進めていく、という方向性はまだまだ継続するようですね。

 

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中